仕立てへのこだわり①では、仕立てあがった着物の外側かた見える部分でした。
ここでは、仕立てている内側のこだわりを紹介します。
■肩明き
丸みをつけています。
以前はまっすぐ明けていましたが
丸みをつけるようにしました。
着たときのシワやビリツキがなくなり
着姿が美しくなると思います。
■袖付け
力布をつけています。
写真の白い布です。
袖付けは一番力がかかる部分です。
特に洗い張りや、お袖を仕立てかえる場合、力布がついていないと、
袖付け部分が穴が空いたように布が歪んでしまっていることがあります。